“価値を生むのはアイデア次第” 水産業の未来を創る【滋賀県 琵琶湖編】
日本の内陸県8県の中のひとつ「滋賀県」
海はないけど、ここには日本一の湖「琵琶湖」があります。
その琵琶湖には、50種類を超える湖魚たちが生息しています。
もちろん琵琶湖で穫れる魚介類を使ったお料理も・・!
“ニゴロブナ“を使った日本最古のお寿司とも言われるのが、
滋賀県の郷土料理「鮒寿司」。
「鮒寿司」はニゴロブナの“メス“の腹に、
炊いた「ご飯」を重ねて塩漬けにし自然発酵させたもの。
今回、その需要の多い“メス“のニゴロブナではなく、
需要が少ない“オス“のニゴロブナの新たな価値を生み出した
「奥村佃煮」の専務、奥村吉男さんを取材しました!
奥村さんが開発したのは、ニゴロブナのオスを活用した新料理。
お腹に「ご飯」ではなく、地元産の「チーズ」を詰めて発酵させた新しい鮒寿司です!
自慢の琵琶湖の魚をたくさんの方に楽しんでもらいたいという思いはもちろん、
今まではスポットが当たらなかった魚に価値を生み出すことで、
琵琶湖で魚を獲っている漁師さんたちの収入のアップや、
担い手不足の解消にも繋がっていくことを狙っているんだそうです!
もちろん僕もチーズ鮒寿司いただきました!
濃厚なチーズですが、まろやかな口当たり!
お魚の旨味が広がります。
これは日本酒、ワインなどに合いそうです!
その他にも奥村さんの会社で加工されている
琵琶湖で獲れたお魚グルメいただいちゃいました。
どれも美味しくてご飯が欲しくなります。
(↓)スジエビの佃煮
(↓)ホンモロコの佃煮
“価値を生むのはアイデア次第”
“無駄なものはなにひとつない”
長年培った加工技術と新たなアイデアが琵琶湖の魅力を発信しているんですね。