『海のゆりかご』を復活へ!!~アマモ植えてきました
「海の日」発祥の地・青森県!
青森市の青森港に隣接した青い海公園。
青森のウオーターフロントとして、親水空間を創り出しています。
青森の“熱源”は、この青い海公園が面する陸奥湾で、美しく豊かな青森の海を未来に繋ぐために奮闘しています。
志田 崇(しだ たかし)さん。
手に持っているのは、志田さんの活動のカギを握る「アマモ」です。
アマモと聞いても、ピンッと来ない方も多いのではないでしょうか?
アマモは海草(うみくさ)の一種で、花を咲かせて種を作る植物です。
入り江など波が穏やかな海の浅い場所にいて、砂地に茎と根をはってくらしています。
実は、このアマモが海の生態系を守るうえで大切な役割を果たしているんです!
アマモがたくさんしげる場所には、プランクトンなどがすみつき、それを食べに生き物がやってきます。
小さな生き物が敵から身を守る場所にもなります。
そして、生き物が卵を産みつける産卵の場所でもあります。
さらに、さらに・・・
研究では、アマモは、海水をキレイにしたり、海中の酸素を増やしたりすることもできるんだそう。
海の生態系を守るスーパーマン!いや、スーパーうみくさ!!
ついたあだ名は「海のゆりかご」です。
今、この、アマモ場をひろげる取り組みが全国で行われているんだそう。
志田さんは、陸奥湾にアマモを植える活動に取り組んでおられます。
ということで・・・私もアマモを植える作業に挑戦!。
海の底でスコップを使って砂を掘り、アマモをさして、砂で埋めます。
作業はシンプルですが、実際にやってみると水中での作業はほんとに大変です!!
きつい!!
海を守るスーパー海草を植えるお手伝いが出来ました!
しかし、今、青森県の陸奥湾では、アマモ場が減っているといいます。
実は、陸奥湾はアマモの面積日本一。
そんな、陸奥湾でも、海の埋め立て開発やナマコ漁に混ざってとられてしまうことなどが原因で、アマモ場の面積は大きく減っているんだそうです。
豊かな海を育んできてくれたスーパーうみくさがピンチ!
そんな時こそ、私たちが立ち上がるときです!!!
※アマモ場づくりは、生育に適した環境において、適切な方法で行う必要があります。
詳しく知りたい方は藻場づくり応援協議体までお問い合わせください。
(017-722-3471)青森県漁港建設協会内