江戸時代から・・いい波乗ってんねー【山形 庄内編】
みなさん、突然ですが、マリンスポーツと言えば・・何を想像しますか??
サーフィン?カヤック?ダイビング?
どれも、〝イマドキ〟の感じがしませんか?
ノン!ノン!!ノン!!!
そんなあなたに、今回、お伝えしたいのは、
江戸時代から“今”に引き継がれるマリンスポーツです!!!!!
山形県庄内平野の西、日本海に面した海浜の温泉郷・湯野浜温泉。
奥州三楽郷の一つして栄えたこの地の海岸に、不思議な像が・・・。
腹ばいになって、波乗りをするサーファー?!今まさにボードの上に立とうとしているではないですか??
な、な、なんと・・・日本のサーフィン発祥の地は、ここ湯野浜海岸だと言われているのです!
庄内地方に残る文献。江戸時代に書かれたとみられていますが、そこにこんな記述が・・・・。
「この辺の12、3歳位の子供達が10人ばかり、手に手に舟の板を持って、
荒波の中へ飛び込んで沖へ沖へと乗り出して行く。
沖へ出たかと思うと今度は波に乗り岸に向かって戻って来る。
その早いこと、矢のようである。これを何回もくりかえしている。」
これってサーフィン?ですよね!?
江戸時代にサーフィンをしていたんです!
日本のサーフィン発祥の海岸を歩いていると、当然、体がうずいてきます!!
サーフィンしたくなってきたー!!!
実は私。少しはサーフィン経験があったりするんです。だって、海の繋ぎ手ですから!
ウズウズ…ウズウズ…
はやる気持ちを抑えながら、
お世話になる海に敬意を!まずは、ビーチクリーンをしました!
ごみを拾っていると、あるじゃないですか・・・
サーフショップ Sea Rover(シーローバー)。
オーナーは、鶴岡市出身のプロサーファー山本陽一さん。
仙台と山形を拠点に波乗り文化を “今” に繋ぐ活動を行っておられます。
さて、サーフィン発祥の地でサーフィンにチャレンジ!!
なんとこの日は地元の人しか知らない穴場に連れて行ってくださいました!(とっても貴重)
しかも見てください!
この日本海に沈むサンセット!贅沢すぎる。。。
こんな体験ができるなんて。幸せ。。
波に乗れた時に湧き上がる「達成感から生まれる自信」は
是非、みなさんにも体験してほしいです!!!!
ちなみに、サーフィンには安全の為に、
「1本の波には1人しか乗ってはいけない」
「先にテイクオフしている人の進行方向のポジションでテイクオフしない」など
いくつかルールやマナーがあります。
楽しく、安全にサーフィンを楽しむためにも、マナーはとルールは守りましょうね!
山本さん曰く、
「サーフィンならではのルールや順序を勉強して、安全に海で楽しんで欲しい。
それが波乗り文化が今に引き継がれてきた秘訣なんじゃないかな」
翌日。朝起きると。
ウズウズ… ウズウズ…
我慢できず再び海へ!!
この日はサーフィンスクールに参加している方々と一緒に海へ!
あいにくの雨でしたが、そこで感じたことは…
マリンスポーツは自然と向き合い、自然と一緒に遊ぶスポーツ。
夕日の美しい日もあれば、雨の日もある。私はどちらの顔も大好きです!!