オールプラスチックフリーで楽しむ!【福井県 2020福丼県フェス編】
日本財団が海の未来を変える挑戦として取り組むのが
『CHANGE FOR THE BLUE』
“これ以上、海にごみを出さない”という意識を社会全体で高めていくため、
さまざまな海洋ごみ対策のモデルを創出する事業です。
ここ福井県では、県民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごととして捉え、
環境にやさしい循環型社会をつくるべく、ちょっとユニークな観点で進められている取り組みを取材しました。
コック帽にシェフ姿がヒントです。
福井県福井市で開催された
レジ袋やプラスチック容器を使わないオールプラスチックフリーイベント
「2020福丼県フェスinハピリン リターンズ 」
福丼県フェス自体は7年目ですが、
「丼ぶりで社会貢献がしたい」という想いから、海ごみ問題に着目。
海と日本プロジェクトが関わるようになって3回目の開催となります。
なんと、この日の来場者数は1日で約4000人!
かつ丼が有名な福井県ですが、
今回の主人公となるのは今や高級魚となっている「さば」です。
このサバを使った丼に挑戦したのは、福井を愛する居酒屋 のむ喜さん
【おろし醤油さばカツ丼】800円(税込)
サクサクふわっとのさばカツと梅との相性がバッチリでした~!
さばの調理法を色々と試された結果、
カツが一番美味しく出来上がったそうなんです。
限定20食は即完売!
こちらがさばカツ丼を作った居酒屋 のむ喜 店主 野村さん
さらに・・・海の繋ぎ手・市川
福丼県プロジェクト実行委員長であり、福井県の熱源 野坂昌之さんとのトークショーにも出演させて頂きました。
熱源キャラバンの概要や
これまでの歩みから感じたことなどをお話しさせていただきました。
熱源キャラバンのエコバックをかけたじゃんけん大会は、
来場者のみなさんと大いに盛り上がりいました。
イベント終了後は来場者のみなさんと一緒に街のごみ拾い。
道路沿いにはタバコの吸殻が・・・
10歩ほど歩けば、自転車置き場や
マンホールの隙間に見えてくるたばこの吸殻。
海洋ごみの約8割は、街から川を通じて
海へと流れ出たものだって知っていましたか?!
このまま増加すると、2050年には海洋ごみが
魚の量よりも多くなると予測されています。
食のフェスを通して豊かな海を未来に引き継ぐ為のきっかけづくりになるこの福丼県フェスでは、様々な地域や年齢層に向けて日常の中で自分にもできる海洋ごみの改善意識を上げるものとなったと思います。