日本海最大級!富山湾が丸わかり!!【富山県 ひみの海探検館編】
富山の歴史と海を見る!富山編です。
※甲冑は、富山市観光協会さんの特別な許可をいただいて着用。
富山の甲冑は、子どもたちの七五三の撮影でも利用されているそうです。
子どもの頃には分からない価値が大人になってから分かるんだろうなー
ところで、子どもの海離れが問題となっていますよね。
日本財団インターネット調査によると、
特に10代・20代の若年層が海を身近に感じない・愛着をあまり持っていないということが分かる指標として、「海にとても親しみを感じる」という
設問に対し、約4割(42.5%)がそうではないと回答。
①海に行く回数
②磯遊びや潮干狩りなどを通じた海に触れる体験
③地域の大人など家族以外の人たちと海に行く機会
この3つについて、若年層の割合が50代や60代と比べて
減少しているということも判明しました。
※「海と日本」に関する意識調査2017 概要
そんな中、富山県氷見市に
氷見の魚をもっと知りたくなる、もっと食べたくなる
探検館があると聞き取材をしてきました!
その名も「ひみの海探検館」
なんと入館料無料!
氷見市の目の前に富山湾を抱える港町。
富山湾は、日本海側のほぼ中央に位置する日本海最大級の湾で、
大陸棚が狭く、沿岸から急激に深くなっているのが特徴です。
最深部は1200m以上の深さにも達するそうですよ。
壺のような形の湾だということが想像できますね。
湾には対馬海流の一部が能登半島に沿って入り込み、
暖流系の魚が入ってくる一方、
水深300m以深は年間を通じて水温1~2℃の
日本海深層水が存在し、冷水系の魚が生息している
全国有数の良好な漁場でもある事から
「天然のいけす」とも呼ばれているそうです。
氷見市では、古くから漁業が盛んで、
現在も数多くの定置網が張り巡らされ
県内随一の漁獲量を誇っています。
ひみの海探検館では「越中式定置網」の仕組みなどの興味深い情報を、
多彩な体験展示で学べます!
遊びながら、触れながら、氷見の魚のおいしいヒミツを体験・発見!!
入口を入るとすぐに
大迫力440インチのマルチ映像スクリーン。
「天然いけす 富山湾」と「氷見の漁師体験」をテーマにしたVR映像は
漁師体験を間近で見られた感じ!!!
「おぉ~」と何度いったんだろう(笑)
氷見の漁業文化をゲーム形式で学ぶコーナーも
館内頭上を見上げると、全長72メートルの越中式定置網があって、
定置網の中で魚と一緒にいるような感覚でした。
携帯をかざすと・・・
なんと、スマートフォンのAR機能を使って、魚の情報検索ができちゃう!
お魚のレシピも出てきたのには驚きましたー!
こちらはAR機能を使って記念撮影!
案内して頂いた氷見市産業振興部観光交流課 宮腰宏臣さん
地域の宴席で使われる豪華な食器類や、
漁師が船上で食事をしていた時代の調理器具など、
貴重な歴史資料も展示さていました。
気づけば童心に戻っていた気がします!(笑)
富山湾の歴史、富山湾に暮らすお魚のこと、昔から続く定置網のこと。
ここでは海の奥深さが楽しく学べます。
ぜひ訪れてみてください!