魚を食べるのが好きになる講座!?【愛知県 魚の耳石探し編】
愛知県の熱原さんがセミナーを開かれているということで、お邪魔しました。
そのタイトルは『魚を食べるのがすきになる講座』
講師を務めるのは、愛知県の熱源 神谷さんです。
セミナーの内容は、〝美味しく食べて、楽しく学ぶ〟という食育学習!
日本財団が過去に実施した「海に関する意識調査」では
「10代の4割が海に親しみ感じない」と答えているなか、興味津々の内容です。
詳しくはこちら→https://www.nipponfoundation.or.jp/media/archives/2018/news/pr/2017/img/31/2.pdf
セミナーには、16組の親子約40名が参加。
講座は、お魚の持つ栄養素のお話しはもちろん
魚の煮干しや干物を使って『魚の耳石を探す』という、とてもユニークで、面白い内容でした。
耳石(じせき)ってなに・・・・?!
背骨がある動物にはすべて備わっている、石のようなもの。
もちろん人間にもあります。
わたしも初めて聞いた言葉だったんですが、、、
片足でバランスをとって立つことができるのは、
実はこの耳石があるからなんだそうです!
だから耳石は体のバランスを取る為にのセンサーなんですね。
なので、耳石って私たちにも備わっているんだそうですよー
新しい発見がいっぱいだ!
ちなみに、これは耳石を集めたコレクションのボックス
色んな形の耳石がありますよねー
耳石は別名「海の宝石」とも呼ばれているんだそうです。
「魚の種類によって形も全然違うんです」と神谷さん。
しかも、耳石には年輪みたいなものがあって、
見ればその魚がどのくらい生きていたのかも分かるだそうです。
さらにさらに!耳石の成分を調べれば、どの海域で暮らしていたのかも分かるそうなんです。
この小さな骨に沢山の情報が詰まっているんですね!!!!!
“耳石ハンター”となり、
虫眼鏡やピンセットを使って煮干しを解剖し、耳石の採取スタートです。
親子でコミュニケーションをとりながら、
「どこかな~どこかな~」とみんな楽しそうに作業している姿が
とても印象に残っています。しかもすっごい集中力!
魚の頭蓋骨から耳石を見つけ出すと
それぞれのテーブルからは「あ!これじゃない?! あったー!」と歓声があがります。
参加していたお母さんは「これからは食卓で頭のついた魚を出すようにしようと思った」と言うお母さんがおられました。
是非みなさんも耳石ハンターになってみてくださいね!