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家族経営が資源を守る!【神奈川県 湘南しらす編】

市川さゆり

神奈川

EAST

やってきたのは、神奈川県の湘南エリア。
なんだか、〝オシャレ〟な海の代名詞ですが、
海の繋ぎ手市川、夜明けとともに始動しています。

地元の漁師さんの船にのせてもらい、港を出て、約15分。
レーダーで魚影を追いながら、漁場に到着です。
ここで水揚げされるのが、そう、ピチピチのしらすです!
イワシ(マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシ)の、産まれて2050日の仔魚で、
ここ相模湾近海でとれるしらすは「湘南しらす」に代表されるように、ブランドしらすとして知られています。

数キロにもわたって、水深530メートルに網を投げいれ、しらすを網にかけます。
5分ほどですばやく、網を投げ入れ、すぐに引き上げる作業を繰り返します。

鎌倉・湘南のしらす漁は、資源管理の為、禁漁期間がもうけられているほか、家族で漁を行うケースが多く、自然と必要以上に捕りすぎない文化が根付いているといいます。

そのしらす、水揚げされるとすぐに、加工が始まります。
もちろん、この加工も漁師さんの家族、親戚での作業です。

ほとんどの網元が水揚げから加工までを自社で一貫作業!
「漁場が近い→短時間の漁→すぐに加工→販売」というスピード感あふれる作業が、鮮度をキープするひみつです。

水揚げしたばかりのしらす・・
頂きます!

(おまけ)
近くにある日本三大弁財天を奉る江島神社にもお参りしてきました。
海に囲まれためずらし神社で水の神様も祀られています。
海の安全、航海の成功を願い、訪れる人も多いんだそうです。